繋がる









冬が近い。
今年もあと少しなんですね。
肌寒い空気の中、今になって
なかなか形に出来なかった古い麻布に鋏を入れてみました。

自然布とは、
繊維の採取から糸にして織りあげるまでを人の手で、途方もない作業工程を経て
作り出される布を称して言います。

これも繊維から見て大麻布だと思うのですが、硬い麻の繊維は使うほどにしなやかに。
古い袋で幾度となく出会いましたが、丈夫で使い古された布の手触りがまた良いのです。

来年に いくつか面白いことがご紹介できそうで
何だか、この今の気持ち。
この布で形にしてみたかったのです。

布の手触りを感じながら、何故こんなに気持ちが落ち着くのか。
良い言葉が見つからずにいたのですが
布との対話は
私にとって「自然とつながる」ような感覚なのかもしれない。
今はこのぼんやりした言葉をたよりに、、

時代を経て今自分が手にしているのも奇跡のような事。

時間と手間がかかっているという表面的な意味ではなく
今だからこそ
人の手で作り出されるものを大切にできたらと、、より強く求めているのだと思います。

今も続けている方が
たくさんではないですが、いらっしゃることにも心を強く打たれたのです。


麻の袋(カードケース)
自然のものだけで。解いた糸を編み紐にして藍染の糸で縫っています